【少年マンガ】戦国の世に生きる少年の軌跡「キングダム」１１巻～１３巻まで

信の修行、無国籍地帯の平定がどの様なものになるのかちょっと楽しみにしてたんですけど、そこは描かれていませんでした。

まさかの省略！えぇぇぇ
目的は修行ではなく戦で武功をあげてくことなのでそこまで描いてたらキリがないのでしょうが、ちょっと見たかったな。

隣国、趙（ちょう）が侵攻してきて大きな戦が始まります。
総大将を王騎将軍とした秦は攻撃を受けている馬陽（ばよう）という土地へ向かうことになる。

信の百人隊は王騎将軍直属の特殊部隊として参戦する。
姉のように慕った大切な人の敵討ちをするため行方をくらましていた羌瘣（きょうかい）も副将として入った。

百人を率いて将として初めての信の戦が始まる。

趙軍の大将は龐煖（ほうけん）という男。
名はほとんど知られていないが、実は王騎将軍と因縁の深い相手だった。

軍師になるため勉強中のテンは兄弟子の蒙毅（もうき）と一緒に被害の及ばない安全なところから戦を見ることになる。

信たちは王騎将軍から直々に任務を授かった。
それは、二万を率いている馮忌（ふうき）という武将の首をとって来いというものだった。

百人隊で二万の隊に突撃する。
また無茶な…
でも臆することなく引き受けた信に王騎将軍は「飛信隊」という名を与えた。

百姓兵たちなかなかやります。
貧しいので甲冑もろくに着けず敵に向かって行くのです。

訓練を受けていたわけでもないし、武人ではないので国のために命をかけて戦うという気持ちも薄い。

だけど敵国に侵略されてしまったら家族も失うと信に言われ、覚悟を決めて大軍に突入していく姿はまさに男です。

王騎将軍の緻密な計略と飛信隊の血みどろの活躍で、信は見事馮忌を討つことができたのだった。

それにしても途中敵を引きつけるため飛信隊をふたつに分けて３０人が敵将の首をとりに前に進むわけですが、残った数十人が相手を引きつけるために大軍と戦うわけです。

これは完全に残ったほうは全滅するだろうと思っていたのですが、無事でした。

あの人数差の中どうやって生き残った。
やはり、歩兵最強説浮上するわ。

戦況を見守るテンたちの所に李牧（りぼく）という男が現れる。
この男ただ戦を見に来ただけではなさそう。
不思議な空気を持つ李牧とやらはいったい何者なのでしょうか。

これも気になりますがそれどころではない事態が発生。
信たちの夜営地が襲われました。夜襲です。

敵はたった一人で現れて信の隊員たちを次々殺していく。
そのあまりの強さに皆呆然としているなか、信と羌瘣が侵入者と対峙。

侵入者は龐煖と名のった。
なんと趙軍総大将ひとりで乗り込んできたのだった。

なんてこったい。いきなり大将と顔合わせちまったい。
信たちはこの化け物のような男を止めることが出来るのか。