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マンガを中心に今まで読んだ本(小説・自己啓発・旅行ガイドブック・辞書など)の素朴な感想をふわっとざっくりイイ感じでまとめちゃおうと思ってるブログ。

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【少年マンガ】 戦国の世を壮大に描いたマンガ「キングダム」14巻~16巻まで

趙軍の大将・龐煖(ほうけん)がたった一人で信たちの野営地に姿を現し、仲間をどんどん討っていく。

信と羌瘣が必死に立ち向かうも歯が立たない。
追い打ちをかけるように龐煖の援護に趙軍が駆けつけ、野営地は戦場と化す。

龐煖の一撃で深手を負った信を担いで飛信隊は山中に逃れるが、それを討伐しようと趙軍が追いかける。
飛信隊全滅の危機。

でも、信さえ生きていれば飛信隊は死なないと言って全員が団結して信を逃がそうとする。
みんなの想いに感動しました。

 

信と同郷で初陣から一緒に戦ってきた兄弟・尾平(びへい)と尾到(びとう)。自分たちも瀕死状態なのに信を逃がすため死に物狂いで山を登る。

弟、尾到は信を安全な場所まで運んだあと息を引き取った。兄の尾平もおそらくダメだろうと思っていたけど、生きてました。

けっこうな血を流したはずなのに、すごい生命力だな。
この夜襲で飛信隊は半分以下に、他の隊も甚大な被害が出た。

満身創痍でも武器を取らねばらなぬなんて悲しすぎるかな戦国時代。
それでも前を向いて戦う男たち…漢だぜ!


趙軍の罠だと分かっていても、己の武力に自信のある秦軍副将・蒙武(もうぶ)は突き進む。

不穏な空気を感じ取った王騎将軍だったが、蒙武が突っ込んでいったのでそれを追うしかなかった。


一方、戦を見ていたテンたちは突如趙軍の騎馬隊に取り囲まれ拘束されてしまう。

ひょっこり現れて一緒に戦を観察していた李牧(りぼく)は趙軍の軍師だった。黙ってるなんてずるいよー。

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罠だと知りながら突き進んだ蒙武が苦戦しているところに王騎将軍登場。
激戦が始まります。

そしてとうとう二人の総大将があいまみえる。
王騎将軍は龐煖に大事な人・樛(きょう)を殺された。

しかも今回の夜襲同様、一人で現れた龐煖は自分は武神で自分以外の強い者の存在は許さぬとか電波なことを言い放ち、樛を葬った。

ヤバいですね。色々な欲を捨て、全身全霊を自分の武力を高め維持することだけを考え生きている男。
考えが歪みすぎてる…

一対一の勝負になり一歩も退かない戦いが繰り広げられていたのだが少しだけ王騎が押しはじめ、とどめの一撃を振りかぶった。

これで王騎の勝ちと思いきや、気づけば趙軍の大軍に取り囲まれていた。
李牧が率いてやってきたのだ。えぇぇ、こんなのアリ?!

六千ほどの王騎軍に対し、李牧軍は四万。
本当に絶体絶命。この窮地どう乗り切るのか手に汗握りました。

それでも不敵な笑みを浮かべ兵を激励する王騎の姿はまさに大将軍。かっこいい。

龐煖、首やられてるのに戦ってるよ。どういうこと?!
二人の死闘も決着の時。
不意を突かれた王騎の胸を龐煖の矛が貫いた。

どんな姿になろうとも王騎を脱出させるため死力を尽くす王騎軍。
その中で将軍としての心構えを教わり、矛を託された信。
そして王騎は静かに息を引き取った。

ええぇぇぇ!こんなに早く??
最強と言われた武将の活躍、もっと見たかったですね。


今回はピンチの連続、ハラハラしながらも夢中でページをめくってました。
いやーしかし、戦闘シーンで敵味方問わず首がぼんぼん飛んだり潰れたりする光景に未だ慣れません。
平和が一番ね。

マンガ読んでるイラスト

大体この工程をくり返します。 

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