【少年マンガ】 戦いに生きる少年の軌跡「キングダム」8巻~10巻読んでみた
政の小さい頃の話から始まっています。人質として生きていた辛い子供時代と彼を救ってくれた人とのお話。
政は顔色をあまり変えないし、子供らしい一面が見られない。
それはこういった過去も原因だったんでしょうね。
一方、くるくる表情が変わる単純な信は次に何をしでかしてくれるのかとワクワクさせてくれます。
魏との大戦で功績が認められ、一歩兵から一気に百将(百人の部隊の隊長)に駆け上がった信。
それを機に甲冑を買い求めるが、どの店に行っても親父のおつかいと勘違いされ、自分が着ると言っても信じてもらえず売ってもらえないとか笑えました。
大王・政の暗殺をたくらむ輩が出てきました。
腕利きの刺客が何人も放たれます。
暗殺の件を知った信は、政を守るために王宮へ。
刺客の中には魏の戦で共に戦った戦友・羌瘣(きょうかい)の姿があった。
羌瘣のハンパない強さに追いつめられる信だが、政の側近・昌文君(しょうぶんくん)らの援護によって暗殺の危機を回避することが出来た。
羌瘣は力を使い果たし倒れたところを捕らえられるが、隙を見て逃亡する。
そこにテンが現れ、自分にも剣を教えて欲しいと言う。
実は 羌瘣は女で、同じ女なら自分の気持ちもわかってもらえるのではないかと思い声をかけたテンだった。
書き忘れてましたが、テンは女の子だったのです。
信には内緒だけど。
非力で弱いので戦場に行けない自分、置いてけぼりな自分がイヤで何か力を身に着けて戦場に立ちたいと思っているテンなのでした。
羌瘣から提案されたのは「軍師」への道。
修業先を紹介してもらい、軍師になるまで信のところには戻らないと決意した。
信も今回の羌瘣との戦いで自分の力を過信していたことに気づき、修行をするため「秦の怪鳥」と呼ばれるめちゃめちゃ強い王騎(おうき)将軍の元へと向かったのだった。
それぞれの修行に入りましたね。
テンが場所も知らされず学ぶことになった所は、なんと呂氏陣営。呂氏の軍事を司る昌平君(しょうへいくん)のもとで学ぶことになってしまった。
信は無国籍地帯と呼ばれる戦の絶えないところを平定しろと王騎将軍から命ぜられる。また戦ですね。
やっと呂氏、丞相・呂不韋(りょふい)が登場しました。
政が幼く実権がないのをいいことに、後見人として権力を欲しいままにしている食えないおっさん。
今回の政暗殺の首謀者なのに、その証拠を握っていても裁けないほど呂氏と政の力の格差がある。
政が実権を握れる年になるまで、呂氏に対抗できる勢力を作っていくことが出来るのか、信はどんな成長をとげるのか目が離せませんよ。
これを見ていると無性に、
この衝動に駆られるのです。
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