【少女マンガ】学校にただ１人の女子でスケバン。でも不良じゃありません。「あぁ愛しの番長さま」

あぁ愛しの番長さま作者：藤方まゆ（既刊５巻）

訳あって工業高校に転校してきた主人公・平山そうかは男子８５０人の中に女子１人という状況で学校に通うことになる。
しかもこの学校有名な不良校。
これだけでもビビりものなのに、男共の覇権争いに巻き込まれなんやかんやで番長を倒してしまい次の番長に祭り上げられてしまった。
女の子の番長と彼女を取り巻く男の子たちとのドタバタラブコメディ。

～番長と仲間たち～
ー平山そうか…本編主人公で、自身が通う高校の番長様。
おっとりした性格だけどいざという時はすごいパワーを発揮する。とても鈍い。何もないところで転んでそう。
ー加藤雄二…保護者体質。だらしない男共や番長（そうか）の世話を焼いている姿はまるでお母さん。
スポーツ万能でケンカも強い。しっかり者で常識人だったが番長のことになると我を忘れる。
ー渡瀬駿…加藤の幼馴染。本が好きでいつも読んでる。ちょっぴり意地悪★眼鏡です。
ー前田未来…明るくにぎやかな番長のクラスメイト。怜一郎と一緒になってバカばっかりやってる。番長ラブ。
ー海老原怜一郎…なんかずれてる番長のクラスメイト。未来とふたりムードメーカー。

みんな元気いっぱいでやることなすことおバカっぽいのに
学校生活楽しんでる感が前面に出ていて、こんな学校に通ってみるのも一興だ。と思わせてくれます。
男の子たちのやんちゃ具合が学生っぽくていいです。
番長の恋も少しずつ、でも確実に進んでます。

お話の途中や巻末に藤方さんの弟さんが通っていた工業高校のお話（実話）がちらほら描かれているのですが、冗談でしょというエピソードばかりです。
実話ネタでツボに入ったのは、学校行事でスキー教室があり雪国に行くのですが、その時の宿泊するホテルの部屋割りです。先生方が真面目にこのプリントを作成したかと思うとおかしくておかしくて。