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マンガを中心に今まで読んだ本(小説・自己啓発・旅行ガイドブック・辞書など)の素朴な感想をふわっとざっくりイイ感じでまとめちゃおうと思ってるブログ。

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【少年マンガ】男子高校生で少女漫画家「月刊少女野崎くん」1~2巻読んでみた

無骨な男子高校生、野崎梅太郎(のざき うめたろう)に恋した佐倉千代(さくら ちよ)は勇気を振りしぼって告白しようとした…のに、勢いあまって「ファンです!」と言ってしまう。

するとお礼にサイン色紙を頂きました―…

その後も普通に好きと言えず、ずっと一緒にいたいと口走ったら家に誘われ、気づいたらマンガのアシスタントをしていましたー…

なんと野崎くんは人気の乙女少女漫画家だったのです。

恋をしたことがない、デリカシーもない男の子がマンガのために乙女チックな瞬間を追い求める4コママンガです。



 
4コママンガですが全体のストーリーは繋がっています。
マンガのネタ探しの為には恥も外聞もなく行動する仕事熱心な野崎くんに佐倉をはじめ周りの人は振り回されています。

恋に対する考え方が大分ずれていて突拍子もないことばかりする野崎くん。

自転車二人乗りは法律違反なので4輪の二人乗りチャリを用意して試乗してみたり、自分の描いているマンガのヒロイン・マミコの気持ちを理解しようと一日マミコになりきろうとしてみたり。

セーラー服の資料が欲しいからと佐倉に試着を頼むも断られたので自分で着てみるお茶目な面もあります。

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野崎くんのアシスタントは4人。
佐倉はべた塗り(指定された部分を黒く塗る)担当。

バックの花や効果を担当する同じ学校の同級生・御子柴(みこしば)通称・みこりん。

背景担当で同じ学校の先輩でもある堀(ほり)。
消しゴムかけとトーン貼り(シールみたいなの切り貼りする)を担当している同じ学校の後輩・若松(わかまつ)。

学年やクラスは違えど、全員同じ学校なのでした。
自分の担当以外はさっぱり出来ない4人ですが、力を合わせてなんとか乗り切ってる感じが仲良しでいいなぁ。

恥ずかしがり屋で小心者、ツンデレな一面もあるみこりんは男なのに何故かマミコのモデルになっています。


他に登場するキャラクターも濃い人物ばかりです。

佐倉の友だちの瀬尾(せお)はがさつでもの凄いKY、超図太い神経の持ち主で周りにこんな子いたらどついちゃいそう☆ってなキャラです。

野崎くんの以前の担当編集者・前野(まえの)にいたってはナルシストで自分勝手、担当した漫画にはなぜか必ずタヌキを出演させるという訳の分からないことをする人で、こんな人が周りにいたらやっぱり確実にどついちまいますね★


個性的すぎる人たちに囲まれた野崎くんの日常がテンポよく描かれています。
恋愛要素はほとんどありませんが、男女ともに楽しめるおススメの漫画です。


乙女チックといえばドキドキは欠かせませんよね。
私なりに考えてみました。

f出会いイラスト

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これは相当ドキドキしますね!
しばらく余韻にも浸れそう☆


椿いづみさんは少女漫画でも描かれています。
こちらもチェックしてみてね★
前回の記事はこちら↓

rikopen.hatenablog.com