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マンガを中心に今まで読んだ本(小説・自己啓発・旅行ガイドブック・辞書など)の素朴な感想をふわっとざっくりイイ感じでまとめちゃおうと思ってるブログ。

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【少年マンガ】 隣の席は無限の可能性を秘めている「となりの関くん」1~3巻読んでみた

教室の一番後ろ、窓際の席に座る関くんは授業中いつも力の限り遊んでいる。

その隣の席に座っている横井さんは彼の行動が気になってしょうがない。

関くんの遊びの完成度が高すぎて夢中になって見てることも多々あり、結局自分も授業聞いてない。

いつ先生にばれるかハラハラしている横井さんに対し、
いざとなると何事もなかったように教科書出して知らんぷりしている関くん。

なかなかの手練れです。

彼のすることに対して出来るだけ反応しないようにして、真面目に授業を聞こうとするが、その努力も一瞬で砕かれめくるめく魅惑の関ワールドに引き込まれている横井さんなのでした。

 


授業中、それ以外でもいつも全力で遊んでいる関くん。
子供みたいな遊びが多いのですが、遊びで作っているわりにクオリティが高いのです。

その発想力と引き出しの多さ、授業中というハイリスクの中遊ぶ彼はまるで腕のいいギャンブラーと言えるでしょう。

関くんの机はドラえもんのポケットで、色んなものが出てきます。一体どこにそれだけのアイテムが収納されているのかと…

授業中の遊びに全精力を傾け、百面相している関くんから私も目が離せません。

横井さんは関くんの隣である意味ラッキー?授業中暇することはないでしょう。

彼の遊びにナレーションを加えながら時々ツッコミのスパイスも取り入れ、時には自身も参加している横井さん。

なんだかんだいって毒されていってます。
関くんも相当だが彼女も相当だー。

まじめに授業聞いてたとは言いがたい私も
お前らたまには授業聞けよ…と思ってしまいます。

力の限り遊んでいる関くんが少しうらやましい気もしますがね!!

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彼の頭の中はアイデアの宝庫です!遊びのプロ!!

机の中に土を埋め込み化石発掘、そして恐竜復元。
やたら水をちゃぷちゃぷしていると思ったら砂金取り。

とりだした金?(本物かは謎)を
型にいれ、小さい金塊作ったり、前の席の子の背中を借りて人形に登山させたり。

もう机の上でできる遊びの範疇を超えています。

急な持ち物検査では関くんの遊び道具の行く末が気になって仕方ない横井さんがハラハラする中、こんな時でも遊んでいる関くん。さすが!

結局遊び道具を全部まとめて箱に入れ、ロープでくくって窓から外へ出し事なきを得た関くんに世渡り上手な一面を見ました。

そして横井さんは友達から借りていたCDをかばんに入れたままだったのを忘れていて先生に見つかり反省文…。
隣の席で被害を被っている上に、世渡り下手な一面を見ました。


机の上という小さな舞台で繰り広げられるスケールの大きな遊びにワクワクする漫画です。

学生さんはゼッタイ真似――出来ないと思いますけど、危険を冒してやってみる価値はあるかもね☆
あとでちゃんと怒られる覚悟も必要だけどね★

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となりの関くん  作者:森繁拓真(7巻~続刊)