【少女マンガ】 オタク女子高生のビフォーアフター。「私がモテてどうすんだ」

私がモテてどうすんだ  作者：ぢゅん子 （６巻～続刊）

王子様の隣には王子様。それでいい。それがいい！
イケメン同士が仲良くしているのを見るのが大好き。
男の子達がじゃれてるとすぐに妄想して隙あらばカップリング。
それが生きる糧の主人公・芹沼花依。
ある日、大好きなアニメのキャラが死んだショックで体重が激減して美少女になる。
するといきなり４人のイケメンからアプローチが！
私はイケメン同士がいちゃいちゃしているのを物陰からのぞき見するのが幸せなのに。
私とじゃ意味がない！
まさかのモテ期に大混乱の主人公と彼女に惹かれていくイケメン達のラブコメディ。いや、コメディ…？

 
～登場人物～
ー芹沼花依（せりぬま かえ）…オタクで腐女子な高校生。
大分ふくよかなお体をされてましたが大好きなアニメキャラが死んだショックで激痩せ。美少女になり、イケメンから次々デートの誘いを受け毎回キャパオーバーでパニクっている。
美少女になってもオタク思考が全然抜けない。
ー五十嵐祐輔（いがらし ゆうすけ）…花依の同級生。
爽やかでクラスでも人気者。花依への好意を隠さず積極的。
ー七島希（ななしま のぞむ）…花依の同級生。
口は悪いけど裏表がない。
花依の好きなアニメのキャラクターに激似。
ー六見遊馬（むつみ あすま）…花依と部活が同じの先輩。
唯一激やせした彼女を見ても驚かなかった。
心の広さが神レベル。天然発言も多い。
ー四ノ宮隼人（しのみや はやと）…花依の後輩で同じ保健委員。
可愛い顔をしているけれどちょっとツンツンしているところがいいらしい。

主人公の暴走具合が楽しい漫画です。
自分がモテの当事者なのにあまりその自覚がなく、己の趣味に突っ走る。
自分に正直で頑張り屋さんの花依が可愛いですよ。
自分の部屋にイケメンが訪問でドキドキなはずなのに、大好きなアニメキャラのグッズ隠しに必死でそれどころじゃない、別の意味でドキドキとか笑っちゃいました。
そして仏壇エピソード、衝撃でした。
流石です。ここまでくれば本物ですな。
 

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花依の趣味に振り回されるイケメン達も見所です。
何だかんだ言ってオタク趣味に付き合っている面白い人たちで、オタ芸をキラキラしながらやってる姿は微笑ましいというか、花依の影響を色濃く受けてるなーと思いました。
これからみんなの関係性がどう変化していくのか、しないのか楽しみな漫画です。


ちなみに私はウサギオタクと言えるでしょう。

―…やっぱり仰天顔のぬいぐるみはダメですかね～。
マニアックすぎるかなー。

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