【少年マンガ】これはおススメ☆どんな環境にもへこたれない主人公「囚人リク」1~2巻読んでみた
主人公・リクの真っ直ぐすぎる心意気に最初から心が熱くなる漫画です。
ある日、東京に隕石が落ちて都市は壊滅状態になる。
その10年後から話は始まるのですが、復興が進み綺麗になった場所と、治安が悪化してスラム街になってしまった街の二極化で壁が作られ、スラム街の人間は人としての扱いを受けていなかった。
そんな中でも、とても信頼していて大好きな中年の警察官「おじさん」に見守られながらスラム街でたくましく生きていたリク。
しかし、おじさんはある男の悪事を暴こうとして殺害されてしまう。
その現場に居合わせたリクは「警察官殺し」の罪を着せられ、絶望しかない最果ての孤島『極楽島特級刑務所』に送られる。
まぁー悪い奴がいっぱい出てきます。刑務所ですからね。
理不尽な暴力ばかりで、信じられるのは自分だけ。
生き残るには力をつけるしかない。
そんな環境におかれても、弱い人や困っている人を見過ごさないという自分の信念を貫き続けるリク。
おじさんの最後の言葉、これからも辛いことがあるだろうけど明日を信じ、弱きを助け、ふまれてもふまれても立ち上がる心を忘れるなという言葉を支えに、絶望のなか必死に明日に繋がる行動を起こすリクの姿に胸が熱くなりました。
決して喧嘩が強いとはいえない、むしろ弱いのに自分の体を張ってまで相手を守ろうとするリク。
回りは囚人ばかりでそんなキレイごと言っていられる状況ではないのにずっとその姿勢を崩さない。
でも何より凄いのは、相手からどんな仕打ちをされていてもそれを許せる心があること。
これが一番難しくて誰でも出来ることじゃない。
許すって凄い勇気のいることだしね。
ちなみに私の場合…
こんなかんじになります。
食べ物の恨みってコワいんですよ!!
このマンガ読んでいると、人を信じる気持ちと相手を許せる心って一番強いんじゃないかなって思います。
リクと同部屋で、配属されている工場のボスでもあるレノマという凶悪な男とのラグビー(という名のリンチ)では、殴られても踏まれても立ち向かっていくリクの執念に涙しそうになりました。
涙腺弱いと泣いちゃうかもね☆
酷い環境に身をおきながらも決して折れないリクの心が、腐敗した監獄の中での希望の光になっていくといいよね!
なんて思いながら読みました。
リクの目的は「おじさん」の仇をとるために脱獄することなのですが、まぁまだ脱獄どころじゃないですね。
今、今日を生きることに精一杯です。
ほとんど喧嘩ばっかり殴られてばっかりのリクが刑務所でどう動いて生きていくのか続きが気になって仕方ありません。
読んでいると自分も明日に繋がる行動を起こしたくなってきたので、、、
やっほーーーいっ
囚人リク(瀬口 忍)24巻~続刊